「良薬、口にうまし」タウンニュース誌連載
陰陽太極図 良薬、口にうまし 漢方薬と見えない薬 ( 言葉の薬 ) 西洋薬同様に漢方薬にも精神的な症状に働きがある多くの処方があります。漢方には生薬の複合的な働きで補う力があり抑制的に働きすぎないという利点があります。 見えない薬のパワー ( 言葉…
上写真:エキス顆粒と煎じ薬がある十全大補湯 良薬、口にうまし 体と心のケア ( 癌 ) 悪性腫瘍を治療中の方から、東洋医学の立場を聞かれることがよくあります。「西洋医学の治療をしているが東洋医学的に効果のあるものは?」というものです。体力の低下や術…
上写真:エキス顆粒と煎じ薬がある小青龍湯 良薬、口にうまし 花粉症に効果がある漢方薬 毎年、花粉症の季節がやってくるたびに憂うつになる方もいるかと思います。 体が冷えている方で鼻水、くしゃみが主なら「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」。温めて…
写真: 生薬の茴香 と ハーブティー 良薬、口にうまし 茴香(ういきょう)・フェンネル) 朝晩と寒く冷えるこの季節に、「口にうまい良薬」はないかと思っていると、頭に浮かんだ生薬が「茴香」です。昔、腐った魚肉に混ぜると香気を回復するので、「回香」と…
写真:自然のヤマノイモ・生薬の乾燥 山薬(さんやく) 良薬、口にうまし 冬は補益(ほえき)! (ヤマノイモ・山薬(さんやく)) 冬は寒く、自然界の動植物が栄養を十分に蓄えて休眠状態に入りますが、東洋医学では精気を養い、力強さを蓄えるのによい時季だと…
写真:桔梗の花・根 良薬、口にうまし 桔梗(キキョウ) 秋の七草の一つにあげられる桔梗は開花の直前にバルーンのようにふくれるのでバルーンフラワーともいわれ紫色のとても綺麗な花をさかせます。桔梗はお隣韓国では「トラジ」といい、代表的な民謡や根を…
良薬、口にうまし 秋に不老長寿の薬 東洋医学では秋は肺(呼吸器系)の乾燥に注意すべき季節といわれ、健康な人の肺が潤っているのに対し、夏バテ、消化機能の低下、寝不足などで免疫力が低下しているような人には、口の渇き、鼻や肌の乾燥、空咳、便秘などが…
写真上 補中益気湯の煎じ液 写真下 補中益気湯のエキス顆粒 良薬、口にうまし 漢方薬で夏ばて解消 ! 夏の厳しい暑さの影響で、食欲が低下、全身がだるい、息が切れる、立ちくらみ、下痢などの症状が増えています。そこで、夏ばて症状に効く漢方薬を紹介しま…
写真の中 上の段→白虎湯(びゃっことう):石膏・知母・甘草・粳米 下の段→生脈散(しょうみゃくさん):麦門冬・人参・五味子。ここでは人参の写真は紅参です。 スイカ・西瓜が漢方薬 ? 夏の味覚といえば西瓜です。利尿作用はシトルリン、アルギニンなどで、その…
*少林寺境内での講演会 *精進料理 *禅・武・医の秘伝書 良薬、口にうまし 禅 ・ 武 ・ 医 の研究 先月に中国 鄭州(ていしゅう) 登封市(とうふうし)にある嵩山少林寺(すうざんしょうりんじ)において佛教医学と中国伝統医学(漢方医薬)の学術講演会などに…
良薬、口にうまし 気持ちを穏やかにする漢方薬(その二) 東洋医学には精神活動に深く関わっている「肝」「心」の機能を調整して、イライラ、怒りっぽい、憂鬱、不安、不眠などを改善する「逍遥散」・「柴胡加竜骨牡蛎湯」などその他にも多くの漢方薬がありま…
写真は抑肝散生薬とエキス顆粒です。 良薬、口にうまし 気持ちを穏やかにする漢方薬(その一) これから暖かくなる季節には東洋医学の考えでは「肝(精神情志・筋)」の働きが活発になると言われています。卒業したり新年度に向けていろいろな新しい生活が始ま…
良薬、口にうまし 花粉症の体質改善に この季節は花粉症に悩まされ咽頭痛や微熱まで発生し、風邪を引いたようになる人もいます。よく「風邪を引いた」といいますが、外から吹いてくる風によって健康を損ねることから昔の人は「風の邪」という言葉を使ってい…
良薬、口にうまし 気・血を補い寒い冬を乗り超えよう 震災や世界経済の影響で例年の冬とは違う思いを過ごしている方もいるかと思います。でも、こんな年こそ気力・体力を充実させましょう。 冷えや体力不足を補う生薬 まずは元気を補う生薬の王様である高麗…
良薬、口にうまし 風邪・インフルエンザ予防に板藍根 誰しも冬に気になるのが風邪・インフルエンザです。中国では冬の季節には家庭に常備している「板藍根」という生薬や甘いエキス剤があります。風邪やインフルエンザの予防や、発熱や喉の痛みなどの症状に…
良薬、口にうまし 秋の養生法と香り 秋はとかくもの悲しく沈んだ気持ちになりがちですが、前回に引き続き、香りで気持ちをリラックスさせて、秋の夜長をゆったりたのしみましょう。香りを楽しむ3つのお茶をご紹介します。 ①ジャスミンの芳香はイライラを解…
良薬、口にうまし 秋の養生法 (アロマ マッサージ編) 漢方の古書の「黄帝内経」には秋の養生は早寝早起、心を安らかにして、くよくよせずに精神を落ち着かせて、のびやかな気持ちを心がけるようにと伝えられています。 アロママッサージで体調を整える <…
良薬、口にうまし 第38回 緑豆冷やしぜんざい 今年もやはり熱中症が多くありました。まだ残暑も残っています夏ばて気味になってきますから気をつけていきたいものです。祛暑の食材であり生薬である緑豆やハスの実などを使って食を楽しんでみるのもよいでしょ…
良薬、口にうまし 第38回 緑豆でクールビズ 緑豆でクールビズ この節電の夏に気になるのが熱中症です。熱中症の対策に緑豆がおすすめです。 この夏、家庭に緑豆を 緑豆は性質が涼(涼しくさせる)・清熱解毒(熱を清め解毒する)・消暑止渇(暑を消し渇きを…
良薬、口にうまし 第37回 梅雨期の食材養生法 今後も節電などの対策が求められています。さらに、これから夏に向け高温多湿となります。食欲が低下し、重だるくなり、疲労倦怠感が増すなど注意が必要です。 体内に余分な水分が溜まりやすい牛乳、塩分、甘い…
良薬、口にうまし 第35回 心身の疲労と不眠に龍眼肉 (その二) 龍眼肉は心身の疲労・不眠・動悸・眼精疲労・健忘にも良いので、少し気になり始めたら一日5~10g食べると良いでしょう。神経の高ぶるお子さんにおやつ代わりに食べさせても良いです。お湯を注…
良薬、口にうまし 第35回 心身の疲労と不眠に龍眼肉 (その一) 東日本大震災から1ヶ月以上が過ぎたとはいえ、なかなか落ち着いた気持ちにはなれないものです。そんな心身の疲労から動悸、不安感、不眠傾向になる方も多いかと思います。 美味しく、食べられ…
良薬、口にうまし 第33回 気持ちを落ち着かせる薬 このたびの東日本大震災により被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申しあげます。またご家族や親戚、友人、知人の無事が一刻も早くご確認できます事を心よりお祈り申しあげます。 余震や停電などで気持ちが…
良薬、口にうまし 第33回 花粉症に「五味子」茶 お隣の韓国では、五味子茶という伝統茶がある。生薬・五味子の名前の由来は甘、酸、苦、辛、鹹味の五つの味を持っていることから付けられています。特に酸っぱい味が強いですが酸は肝臓、甘味は脾臓、苦味は心…
写真は上は食材ショウガ、左下は乾燥した「生姜」、右下は蒸して黒褐色に濃くなっている乾姜 良薬、口にうまし 第32回 冷えを取るなら ショウガ 女性に多いのが、冷え性。手足や腰が冷えると、不眠、頭痛、肩こり、のぼせなどの不調もあらわれます。まずはシ…
良薬、口にうまし 第31回 漢方薬で美肌を得る 東洋医学では表の肌を美しく健康にするには、まずは裏の内面を健康にすることを考えます。笑顔を絶やさずにいると肉体にも皮膚にも良い作用があることがわかっていますので、まずはニコニコ笑顔の習慣にトライし…
良薬、口にうまし 第30回 秋こそ 美肌・美白 女性なら美肌にはどなたも興味のあるところでしょう。美肌は健康美として体調を表わします。そこで東洋医学で秋の季節の食と運動と呼吸が美肌にとても良いことをお伝えしましょう。 気功と食で白色健美 秋は肺と…
良薬、口にうまし 第29回 夏バテにはこれ 今年の夏はとても暑い日が続きました。やっと少し涼しくなりホッとする頃に全身倦怠感、食欲不振、浮腫み 身体が重いなど夏の疲れがドッと現れることがあります。胃腸の影響が出やすい季節の節目に残暑の余熱も重な…
良薬、口にうまし 第28回 蚕(かいこ)がくすり? 今回は、クワの葉しか食べない蚕も薬になるというお話です。蚕は桑の葉成分を多く含み、蚕の体に入ったあと、アミノ酸が著しく増加し、その多様なアミノ酸が生活習慣病の予防や治療に効き目があるとして注目さ…
良薬、口にうまし 第27回 桑(クワ) ご年配の方なら幼い頃にクワの実を取って食べ、唇が真っ赤になった経験があるかと思います。そしてクワの実はとても美味しいですが、なぜ蚕はクワの葉しか食べないのかなあ?と素朴な疑問をいだいたことはなかったでしょう…